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サイバー攻撃関連

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攻撃の動機

 金銭奪取 金銭を奪う目的で、情報奪ったり、利用者をだましたりします。例えば、企業の従業員が自社の顧客データを盗み出し名簿業者に販売。
 興味本位 自己顕示欲や好奇心から、サイバー攻撃を行います。例えば、「高いレベルの情報セキュリティ対策をしている」と謳うWEBサイトに対して、攻撃者はあえてその脆弱性(つけ込めるシステム上の弱点)を突いて攻撃しWEBページを改ざんします。
 ハクティビズム ハッカーたちの「ハック」と、積極的な行動主義を意味する「アクティビズム」を掛け合わせた造語。ハッカー主体の政治的主張・活動です。ハクティビズムはサイバー攻撃により政治的主張・活動を行います。
サイバーテロリズム 政治的主張を目的に、大がかりなサイバー攻撃を行います。不正侵入などにより、鉄道や電力や水道・ガスなどの社会インフラを破壊し、大規模な被害を生じさせます。
軍事 陸・海・空と宇宙に続く戦場がサイバー空間。サイバー戦争に備えた軍隊として、サイバー軍を組織する国が増えています。暗号解読、国家機密の入手、産業技術の入手、世論操作、通信破壊、諜報(スパイ)活動などを目的としている。
例えば、2013年に北朝鮮が韓国に対して仕掛けたとされるサイバー攻撃では、コンピュータ5万台が使用不能になり、銀行ATMも停止しました。

攻撃者の種類

ハッカー 善良な目的、悪意ある目的に関わらず、高い技術力を活かす人。正確には善悪の意味は含みません。ハッカーが行う行為をハッキングといいます。また、善良な目的のハッカーをホワイトハッカー(正義のハッカー)といいます。
クラッカー 悪意ある目的で高い技術力を活かす人。語源は、crack(破壊する)を行う人から。クラッカーが行う破壊行為をクラッキングといいます。
スクリプトキディ いたずら目的で、他人のまねごとをしてサイバー攻撃する攻撃者。語源は、script(プログラムの一種)+kiddy(幼い子供)。プログラム言語を使った、子供でもできるレベルの攻撃という意味で、高い技術力があるクラッカーが軽蔑して表現した名称。
上記クラッカーとの違いは、クラッカーが攻撃手法を新規開発するのに対して、スクリプトキディは、攻撃目的の既存ツールを使ってサイバー攻撃を行います。
愉快犯 被害者の醜態や慌てふためく様子を観察したり想像したりして喜ぶことを目的としている人です。
詐欺犯・故意犯 金銭奪取・サイバーテロリズム・軍事など、大きな被害を与える目的です。以前のように、手当たり次第に攻撃するだけでなく、ターゲットを絞って、事前に周到な計画を練る、悪質で巧妙化した攻撃が増えています。
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